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戸建てマイホームを建てる人必見!住まい選びの基準!ハウスメーカーや工務店の価値を判断するポイント8選 解説 《前編》

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突然で恐縮ではありますが、この記事を見ていただいている方に質問です!

これから住む家、もしくは住んでいる家が、「冬は寒く、夏は暑い家に住みたいですか?」

この質問は、今までの日本の住宅での当たり前の状況を表す言葉でした。

上記の住宅環境(冬は寒く、夏は暑い家)でも、エアコンなどの家電を使えば、温度の管理をある程度できるとは思います。ですが、家の構造によっては温度管理が難しい場合や、電気やガス代がとてもかかる状況になります。

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上記質問の内容とは、逆の質問で・・・

「冬暖かく、夏涼しい、それでも電気代がほとんどかからない家に住みたいと思いませんか?」

普通であれば、ストレスの少ない家に住みたいという人の方が多くいると思います。

そして、実際に「冬暖かく、夏涼しい、それでも電気代がほとんどかからない家」に住むことは可能です。ただし私が知る限り、現状では一部のメーカーでのみ可能だと思います。

上記でお伝えした家の性能について、温熱環境は一例にはなります。このような内容を自身で勉強して判断できる知識をつければ、今までの当たり前と思っていた住まいづくりから、将来を考えた理想とする家にたどりつけるはずです。

この記事は、これからマイホームを建てる人や、家づくりで後悔している人に向けて、今後の住まう家が最高の家づくりの参考になれば!という思いから作らせていただきました。

良ければご覧いただき、少しでもこれからの住まいについての知識の参考になればと思います。

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今回は下記の8つの項目に焦点をあてて、《前編》《後編》に分けてお伝えさせていただきます。(メーカー選びはおまけ情報です)

この記事では《前編》を紹介させていただき、別の記事で《後編》を紹介させていただきますね。


前編
  • 断熱と気密
  • 窓ガラス
  • 耐久・耐震性能
  • メーカー選びについてプチ情報紹介(おまけ)
後編
  • 白アリ対策
  • 調湿性能
  • デザインとカスタマイズ性
  • 営業担当者
  • レビューや評判
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少し似たような内容なのですが、マイホームか賃貸かで少しでも悩んでいる方に、読んでいただきたい記事があります。

「マイホーム?賃貸?これからの住まいについて決める人が、絶対に考えるべき8つのポイント」という記事です。

まず住まい方について、基本となる考え方を紹介していますまだ今後の住まい方を迷っている方は、是非こちらから読んでみてください。

合わせて読みたい
マイホーム?賃貸?こらからの住まいについて決める人が、絶対に考えるべき8つのポイント
マイホーム?賃貸?こらからの住まいについて決める人が、絶対に考えるべき8つのポイント
この記事がおススメな人
  • 戸建てマイホームを建てたい人
  • マイホームを建てようと行動している最中の人
  • 戸建ての建て替えやリノベーションを考えている人
  • マイホームで後悔したくない人
  • マイホームの価値を減らしたくない人
  • 家にいるストレスを少しでも軽減したい人
  • 品質と性能と施工技術はとても重要

品質と性能と施工技術について

対象のメーカーがどのような理由で、家の品質を担保しているか。また家の性能をどのように評価し提供しているかなど確認することが重要となります。

下記に確認するべき「品質と性能と施工技術」のポイントを順番に説明させていただきます。

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住宅選びの際に住宅の営業担当から、下記の事を提案や説明がされるようであれば、施主に寄り添い考えてくれている担当なのかなと思えると思います。

断熱と気密

人と環境の事を重視し丁寧に家づくりをしている住宅メーカーであれば、絶対に気にする項目です。

下記に挙げる窓ガラスの内容も一緒に考える必要がありますが、まずは大枠から説明させていただきます。

断熱とは

建物内外の温度差を最小限に抑えるための工学的な設計や材料の選定、施工技術のことを指します。

具体的には、建物の屋根などの部位に断熱材を組み込むことで、外部からの気温の影響を軽減し、建物内の温度を快適に保つことを目指します。

「断熱性能等級」というものがあり、2022年10月に「断熱等性能等級6、7」が新設され、現在1〜7まで等級が設定されています。

単純に考えて断熱性能等級が高いほど性能が高いということにはなりますが、断熱性が高くすると、見た目などのデザイン部分で実現できないことなども出てくるので、メーカーの担当者さんとしっかり話して検討してください。

このあたりの情報を詳しくお話しすると難しい話も出てくるので、より詳しく情報を知りたいという方は、国土交通省より「住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度におけるZEH水準を上回る等級について」という資料が出ていますので、下記にURLを載せておきます。

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こちらの資料には、具体的な数値など詳しくデータとして記載されています。専門的で難しいとは思いますが、参考資料として載せておきますね。

気密とは

建物内外の空気の流出や流入を最小限に抑えることを指します

つまり、建物の外気や風、湿度が建物内に漏れ出たり、建物外部から室内に入ったりすることを防ぐことを意味します。

気密性の高い住宅は、外部の気温や環境からくる不快さやエネルギーコストを削減し、居住者にとって快適でエネルギー効率の良い環境を提供します。

高断熱・高気密のメリット・デメリット紹介

高断熱・高気密だとメリットたくさん!具体例4つ紹介!

メリット➀ 電気代節約・快適な空間

住宅の性能にもよりますが、室内と外気の「熱」の出入りがほとんどなくなるので、エアコンを効率的に使える状況ができます。

夏も冬も温度設定を極端に設定しなくてもよくなり、電気代の節約にもなります。また、温度が一定に保たれることにより、季節で変動する気温の急激な温度変化が無くなるので、快適で健康的な生活をおくれるようになります。

メリット② 収納スペースの削減

こちらも住宅の性能にもよりますが、室内の温度がある程度一定を保てるようになり冬でも寒さを感じない温度帯を維持できているようなら、冬用の布団や室内用の冬服が必要なくなります。

そのため、住み心地の良さや収納スペースの削減にもつながる可能性があります。

メリット③ 事故の軽減が期待できる

温度変化が少ないため、冬場に多く発生するヒートショックなどの事故を減らす効果も期待できる。

ヒートショックについて

ヒートショックとは、寒い所から暑い場所の移動、逆の暑い場所から寒い場所などに移動したときに起きる体の変化です。

特に起きやすいと言われているのは、お風呂場での事故です。暖かい部屋から寒い脱衣場にいき、その後暖かいお風呂に入るために温度変化が起きやすい所です。

メリット④ 優遇措置を得られる

現在、断熱等性能等級5以上が長期優良住宅の基準となっていて、減税や住宅ローンの優遇措置があります。

色々と条件などがあり複雑なので割愛しますが、ネット検索で調べることが簡単にできるので「長期優良住宅 優遇制度」などで検索していただければ、確認ができると思いますので確認してみてください。

高断熱・高気密を採用すると発生するデメリット3つ紹介

デメリット➀ デザインの制限がある

上記でも少し触れましたが、使う必要のある材料に制限が出てくるため、見た目であるデザイン等で好みのものにできない可能性があります。

この辺りは、優先順位をつけて重要度の高いものを拾っていくしかないので、検討してみてください。

デメリット② 料金が高くなる

断熱・気密を高めようと思えば、材料費や施工費用が高くなります。

これはそのままですが、やはり良いものを作ろうと思うとどうしても費用が高くなるため考慮する必要があります。

デメリット③ 大空間が作りづらい

断熱・気密のことを考えると木造住宅になると思います。(RC構造も可能ですが、値段が高すぎる)

鉄骨住宅に比べると木造住宅は構造上どうしても大空間は作りづらいので、大空間を作りたいという方は、好みの空間にしづらい印象です。

それでも、木の柱を上手に使った見せ方などができれば、大きな空間に見せることも可能だと思いますので、この辺りも性能を重視したいという方はメーカーと相談してください。

窓ガラス(サッシ)

トリプルガラスの樹脂サッシがおすすめです。おすすめの理由としては、世界でもトップクラスの断熱性能を持っているからです。

もう少し詳しくお話しすると、樹脂サッシは熱を通しづらい素材となっているため、結露が発生しづらく、またトリプルガラスの構造なので、断熱性能も高くなっています。

窓ガラス(サッシ)の性能が悪いと起こること

結露が発生しやすくなり、カビが発生する原因となる

今までの日本の住宅では、冬になると窓ガラスに結露ができるのが当たり前でした。

その結露ができる事により、カビの発生する原因となり健康にも影響がでる状況でした。これらの結露を引き起こす原因の一つが、アルミサッシやペアガラスです。

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カビは結露ができ、ジメジメとした環境ができると発生します。(ちなみに、結露は湿度100%で発生する現象です。)

ただ、厳密にいうとカビの発生は湿度計で70%以上が3日以上継続すると発生しやすい環境になるので、梅雨の時期は要注意です!!

結露がなくとも湿度管理はしっかりしてください!

多くのメーカーからアルミと樹脂を合わせた、アルミ樹脂複合サッシの提案が出てくることがあります。理由として、樹脂サッシに比べると安価という点と、窓枠はすっきりとするデザインが選べるので、料金面とデザイン面でメリットがあるからです。

ただ、このような上記の提案をされる際に、上記の起こりうるリスクの点をしっかりと話してくれているならまだいいですが、これらの知識がない状況での提案では施主に対して誠実な対応ではないと思います。

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私自身は、家の環境の事と将来の事を考えればトリプルガラスの樹脂サッシをおススメします。

耐久・耐震性能

日本は地震大国ということだけあり、地震対策は必須といえます

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地震についての情報があるので、下記に記載します。

「巨大地震のリスク」

「国土交通省 国土交通白書2020 第2節 地球環境・自然災害に関する予測 巨大地震のリスク」には、南海トラフ地震・首都直下型地震それぞれの地震の発生確率や、震度分布および被害想定の情報が記載されています。

詳細は下記URLから確認して頂ければと思いますが、この記事内で目を引く情報として2020年1月24日時点での30年以内の地震発生確率が予想されていました。

南海トラフ地震 

マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%(2020年1月24日時点)

首都直下地震

マグニチュード7程度の地震の30年以内の発生確率は、70%程度(2020年1月24日時点)

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この情報を見る限りだと、これからのマイホーム戸建てを考えている方は、耐震性と耐久性の高い家を買うことの重要性が分かると思います。

住宅の耐震性能という対策の取れることで、命の危険を回避できる確率があげられるなら、しておくべきだと思います。

出展:「国土交通省 国土交通白書2020 第2節 地球環境・自然災害に関する予測 巨大地震のリスク」一部抜粋(https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r01/hakusho/r02/html/n1222000.html)

耐震性能について

建物の耐震や耐久についてですが、性能で言えば「耐震等級3」がおすすめです。耐震等級については下記に説明させていただきます

耐震には耐震等級という表現があります。下記に「国土交通省」よりわかりやすい資料がありましたので、参考に載せておきます。さらに詳しく知りたい方は下記にあるURLより確認してください。

出展:国土交通省「新築住宅の住宅性能表示 制度かんたんガイド」(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001586565.pdf)

耐震等級が高いと保険料に良いメリットがある

地震保険を検討している方のメリットとして耐震等級が高いほど、保険料の割引を受けることができます。

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この辺りは検討している保険内容を見ていていただき、自身の建てようとしている家が適応しているかどうか必ず確認してください。

メーカー選びについてプチ情報紹介(おまけ)

メーカー選びは超重要!

住まいを決めていく過程で、どのメーカー(ハウスメーカーor工務店)を選ぶかは極めて重要となります。

メーカーの選択は、あなたの家の性能や品質、デザインはもちろん、その家と土地の価値を左右する重要なポイントです。自身や家族の将来の幸福度に大きな影響を与えるからです。

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今回の内容はメーカー選びの際に役立つ情報提供がメインになっています。

ただ、これらの内容を見ていただくと、「じゃあどこのメーカーがいいの?」と、気になると思いますので、私自身が探し続けて「これだったら他の方に紹介できる」という会社名だけ簡単にご紹介しておきます。

詳しくは別の機会でご紹介させていただきます。

➀WELLNWST(ウェルネストホーム)

日本ではトップクラスの性能を何年も前から建築し続けている住宅メーカーです。

②HiL(ワールドハウジングクラブ株式会社)

こちらのHiLで紹介されている商品は複数ありますが、どれも高性能なものばかりです。

私の好みになりますが、この中でおススメなのが下記の二つです。

「ふつうの家(建築士:げげさん)」「MSDG(建築士:松尾さん)」

よければ参考にしてください。

まとめ

今回の記事では「戸建てマイホームを建てる人必見!住まい選びの基準!ハウスメーカーや工務店の価値を判断するポイント8選 解説 《前編》」として下記の3つ+おまけの4項目をお伝えさせていただきました。

今回の内容《前編》
  • 断熱と気密
  • 窓ガラス
  • 耐久・耐震性能
  • メーカー選びについてプチ情報紹介(おまけ)

今回お伝えした上記3つの項目は、品質と性能と施工技術を確認するうえでは、とても重要なワードになります。また、家での生活をどれだけ快適にし、将来のコスト削減を実現するためには必要になる内容です。

今回のタイトルにある8つの内の5つが後編の記事になりますが、そちらも重要ワードになりますので、是非家づくりの参考にしていただければと思います。下記に記事のリンクを貼っておきますので、是非《前編》と合わせてご覧ください。

次回の記事内容《後編》
  • 白アリ対策
  • 調湿性能
  • デザインとカスタマイズ性
  • 営業担当者
  • レビューや評判
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