出産前に揃えておきたい!赤ちゃんの必需品 31選
妊娠が進むと「何を、どれくらい用意すればいいの?」と不安になりますよね。
ミルクや哺乳瓶、服の枚数、チャイルドシートやベビーカー選び…初めてだと悩みは尽きません。
そして、準備するものは母乳の出具合や赤ちゃんの状態などによっても、多少異なることもあります。

本記事では、「私が実際に準備して役立ったもの/不要だったもの」を踏まえ、 出産前にそろえたい赤ちゃん用品31点を解説します。
出産準備はいつから始める?

出産準備は一般的、「妊娠28〜32週(妊娠後期)」に始めるのがおすすめです。
この時期は性別や出産予定日が具体化し、必要なものをイメージしやすくなります。
体調が安定していれば、少し早めに少量ずつから始めてもOKです。

買い物は「病院で用意されるもの」を先に確認 → 「不足分だけ」購入が失敗しにくいコツ。
チェック漏れ防止に、私はiPhoneの「リマインダー」でチェックリスト管理をしていました。
赤ちゃんの用品の準備リスト(31点)

まずは全体像。後半は各項目のポイント解説を入れていますので、参考にしてください。
- ベビーベッド
- チャイルドシート
- ミルク
- 水(ウォーターサーバーorペットボトル)
- 哺乳瓶⁺哺乳用乳首(種類、サイズなど)
- 哺乳瓶乳首ブラシ
- 哺乳瓶消毒グッズ
- おむつ
- おしり拭き
- オムツ用処理袋
- 赤ちゃん用洗剤・柔軟剤
- 赤ちゃん用ハンガー
- 洋服
- ガーゼ
- 防水シーツ
- おくるみ
- 湯上り用タオル
- ベビーバス
- ベビー綿棒
- ボディーソープ
- 保湿剤
- 爪切り(爪切りハサミ、電動爪やすりなど)
- 体重計(ベビースケール)
- 体温計
- 室温・湿度計
- 抱っこひも
- 抱っこひも用のカバー類
- ベビーカー
- バウンサー
- ベッドメリー
- 夜用の授乳用ライト(ナイトライト)
ベビーベット

赤ちゃんを安全・清潔な高さで寝かせられる定番アイテム。
床面のホコリ・冷気の影響を受けにくく、温度調整もしやすいのが利点。下部に収納があるタイプなら消耗品のストック置き場にもなります。

ベッド下の収納はおしり拭きや、オムツ等の在庫をおいて活用していました。
- 床から高さがあり、ホコリ・冷気(冬)・冷風滞留(夏)の影響を軽減
- 温度管理がしやすい/下部収納が便利
- スペースを取る/購入品は処分が手間になりやすい

我が家は「処分時期」を見据えてレンタルを選択。必要な期間だけ使えてラクでした。
チャイルドシート

乗車時は義務:日本では6歳未満はチャイルドシートの使用が法令で義務付けられています。まずは年齢・体格に合う製品を選びましょう。
固定方式を確認:車側がISOFIX対応か、シートベルト固定かで選ぶ製品が変わります。ISOFIXは車体のアンカーに固定でき、誰でも簡単・確実に取り付けやすい方式です。
安全基準はR129推奨:従来のR44より、側面衝突試験の追加など保護性能が強化されたのがR129(i-Size)。近年はR129対応品が主流なので、可能ならこちらを選んでください。

卒業の目安:法的義務は6歳未満までですが、体格が小さいと大人用シートベルトが適合しないことがあります。
安全面では身長約150cmまではジュニアシート利用が推奨されています。

私たちは Combi「THE S Air ISOFIX エッグショック ロッタZD」(R129対応)を選びました。
こちらの商品は、固定する部分と座面が別々になるセパレート構造になっているところです。座っている部分が取り外しが楽なので、寒い時期や暑い時期などの温度変化が著しい時に車内に置いておかず、部屋に入れておいてすぐに使用できる点がとてもよかったです。
下記にチャイルドシートについての記事も詳しく載せておきますので、良ければご覧ください。

ミルク

赤ちゃんへの授乳は、母乳・ミルク・混合…とそれぞれのご家庭によってスタイルが違います。どれが正しいということはなく、ママと赤ちゃんが安心できる方法を選ぶことが一番大切です。
私は母乳が多く、最終的には完母(母乳のみ)で進めていましたが、ミルクについてもいろいろ調べる中で「こんな違いがあるんだな」と気づくことがたくさんありました。
同じように迷っている方の参考になればと思い、まとめてご紹介します。
ミルクの主な種類と特徴
| タイプ | 特徴 | メリット | デメリット | こんな方におすすめ |
| 粉ミルク | 最もスタンダードなタイプ。お湯で溶かして作る | コスパが良く、種類が豊富 | 計量や温度調整の手間がある | 自宅で授乳が多い方 |
| キューブタイプ | 個包装の固形ミルク。 | 計量いらずで簡単・衛生的 | 少し割高で、溶けにくいこともある | 夜間の授乳やお出かけの時に便利 |
| 液体ミルク | 開けてそのまま使える調整済みミルク | お湯が要らず、災害や外出先でも使える | 値段が高く、賞味期限に注意が必要 | 外出が多い方。いざという時の備蓄 |

私たちは母乳育児だったのでミルクはあまり使いませんでしたが、いざという時に備えてキューブタイプを数回分だけ常備していました。
ミルクにするか母乳にするか、または両方取り入れるか——。これは体質やライフスタイル、そして気持ちのゆとりによっても変わります。
迷ったときは、かかりつけの先生や助産師さんに相談して、あなたと赤ちゃんにとっていちばん心地よいスタイルを見つけていきましょう。
水(ウォーターサーバorペットボトル)

ミルクを作るときに欠かせないのが“お水”。
一口に「水」といっても種類があり、軟水・硬水・純水の3つに分かれます。
この中で赤ちゃんに最も適しているのは、純水(ピュアウォーター)です。不純物やミネラルをしっかり取り除いてあるため、ミルクの成分を邪魔せず、赤ちゃんの体にもやさしいとされています。
ただし、純水はスーパーなどで手に入りにくいこともあるため、普段は軟水のミネラルウォーターを選ぶ家庭が多いです。
硬水はミネラル量が多く、赤ちゃんの消化に負担をかけてしまう可能性があるので避けましょう。
ウォーターサーバーorペットボトル?どっちがいい?
これは「手間を減らしたい」か「コストを抑えたい」かで決めると分かりやすいです。
- ペットボトル派 (コスト重視)
→ 費用が安く、スーパーやコンビニですぐ買える。
ただし持ち運びやストックの手間はあります。 - ウォーターサーバー派 (手間重視)
→ いつでも温水・冷水が使えて調乳がスムーズ。
外出が難しい産後の時期に特に便利です。

出産前に導入しておくと、夜中の授乳や家事の合間でもすぐ使えるので安心です。
ただ、まずはペットボトルから試してみて、「続けられそう」と思ったらサーバーを検討するのもおすすめです。
ほ乳瓶+ほ乳用乳首(種類、サイズなど)

ミルクをあげるときに必要になるのが、哺乳瓶と乳首(ニップル)です。
一見どれも同じに見えますが、メーカーごとに形や素材、サイズが異なります。
まずは赤ちゃんにとって飲みやすいかどうかが大切です。乳首の形や固さによって吸いやすさが変わるため、可能でしたら最初は1~2種類を試してから選ぶのがおすすめです。

私たちは母乳中心の育児だったので使用頻度は多くありませんでしたが、調べる中で「哺乳瓶選びは、赤ちゃんの好みで全然違う」ということを知りました。
完全母乳の方でも、外出時や緊急時、母乳であげられないときのために1本あると安心です。
素材には主にガラス製とプラスチック製があり、ガラス製は清潔で長持ち、プラスチック製は軽くて扱いやすいという特徴があります。
新生児期は家での授乳が多いため、重さが気にならなければガラス製を選ぶ方も多いですが、お出かけ時等はプラスチック製の方が軽くて持ち運びやすいので、自分の生活スタイルなどをイメージして購入するといいと思います。
また、哺乳瓶と乳首を清潔に保つために、専用のブラシや洗浄グッズも一緒に準備しておくと便利です。細い部分までしっかり洗えるブラシがあると、毎回の洗浄がぐっとラクになります。

哺乳瓶を選ぶときは、赤ちゃんの月齢やメーカーの「乳首サイズ(S・M・L)」表示を確認して選ぶようにしてくださいね。
哺乳瓶消毒グッズ

哺乳瓶は毎回使うものだからこそ、清潔に保つための消毒グッズが欠かせません。
消毒には、大きく分けて「薬液タイプ」と「スチーム(加熱)タイプ」の2種類があります。
専用ケースに水と薬液を入れ、哺乳瓶を浸して消毒する方法です。
錠剤・液体・顆粒などの形があり、哺乳瓶をまとめて消毒できるのが便利。
- メリット : 一度にたくさん入れられ、つけ置き中は手が離せる。
- デメリット: 薬液の購入コストがかかる/匂いが気になることがある。
電子レンジや専用スチーマーを使って、高温の蒸気で消毒する方法です。
少量の水を入れて数分で完了するため、スピード重視の方に人気があります。
- メリット : 水と電子レンジだけでOK。コストもほとんどかからない。
- デメリット: 一度に入る本数が少なめ。

最近では、一部のメーカー(ピジョン・Combiなど)や家電メーカーから、「電子レンジでの過加熱による哺乳瓶の劣化」に注意するよう案内も出ています。
使用する際は、哺乳瓶や乳首の材質・耐熱温度を確認し、専用ケースを使用することをおすすめします。
ミルクの回数が多い方は哺乳瓶の本数を多く準備する方もいると思うので薬液タイプを選択し、母乳の回数が多い方は蒸気加熱殺菌タイプにするなど、状況に合わせて検討するのもいいかと思います。

ミルクをあげる回数が多い場合は、哺乳瓶の本数も増えるため、一度にまとめて消毒できる薬液タイプがおすすめです。
一方で、母乳中心で哺乳瓶の使用頻度が少ない場合は、手軽な蒸気(加熱)タイプでも十分対応できます。
それぞれの生活リズムに合わせて選ぶと、無理なく続けられますよ。
また出産前で判断つかない事でもあるので、最初の方は知人から一時的にグッズを借りてやってみるのも一つの方法です。
おむつ

赤ちゃんのおむつ替えは、想像以上に回数が多いものです。
新生児期は1日10回以上替えることも珍しくなく、私のときは平均で1日20回ほど替えていました。
おむつは病院や健診時にサンプルをもらえることもありますが、最初から大量に買いすぎるのはおすすめしません。
赤ちゃんの体重や体型によって合うサイズが変わるからです。
特に新生児サイズは短期間でサイズアウトすることが多いため、まずは1袋だけ購入して様子を見ましょう。

太ももにおむつの跡がつきはじめたら、ワンサイズ上に替えるタイミングです。
成長の早い時期は「気づいたらキツくなっていた」ということもあるので、赤ちゃんの様子をこまめにチェックしてみてください。
メーカーによって吸収力や肌触りが少しずつ違うため、いくつか試してからお気に入りを決めるのも良いと思います。

私たちは「パンパース」と「メリーズ」を使ってみて、肌ざわりや吸収性を比較しながら、赤ちゃんに合うものを選びました。
同じサイズでも微妙にフィット感が違うので、最初のうちは使い比べてみるのがおすすめです。

おむつはストックが多いと安心ですが、保管場所をとるので、まとめ買いはサイズが安定してからにすると無駄がありません。
おしり拭き

おしり拭きは、赤ちゃんのおむつ替えに欠かせないアイテムです。
毎日何度も使うものなので、肌に優しいものを選ぶことがとても大切です。
おしり拭きには「薄手タイプ」と「厚手タイプ」があり、それぞれにメリットがあります。
- 薄手タイプ: 軽く拭くだけのときに便利で、コスパが良い。
- 厚手タイプ: うんちの処理のときにしっかり拭けて、手が汚れにくい。
使い分ける場合は、オシッコのときは薄手タイプ、うんちのときは厚手タイプと使い分けるのが一番使いやすいと感じました。コストも抑えられますし、肌への負担も少なくなります。
使い分けが大変という方は、厚手タイプのみでOKです。

我が家では、厚手タイプは「ムーニーやわらか厚手」と「アカチャンホンポ 水99% Super厚手タイプ」
薄手タイプは「ピジョン おしりナップ やわらか厚手仕上げ」をよく使っていました。
どれも肌にやさしく、水分量もちょうどよかったです。
オムツ用処理袋

使用済みのおむつを入れるための専用袋です。
しっかり密閉できるタイプを選ぶことで、嫌なニオイを防ぐことができます。
自宅でのごみ処理はもちろん、外出時にも大活躍。
特に夏場はニオイが強くなりやすいので、1つ持っておくと安心です。

我が家では、「BOS おむつが臭わない袋」や「カインズの匂わない袋」を愛用しています。
薄くてかさばらず、お出かけ用ポーチにも入れやすいです。

その他にも、ペット用のうんち袋でも代用可能です。
コスパを重視したい方は、まとめ買いして使い分けても良いと思います。
赤ちゃん用洗剤・柔軟剤

赤ちゃんの衣類を洗うときは、専用の洗剤・柔軟剤を使うのがおすすめです。
大人用の洗剤には、香料や漂白剤など肌への刺激が強い成分が含まれていることが多く、デリケートな赤ちゃんの肌には負担になることがあります。

我が家では「さらさ」を使っていました。
香りが強すぎず、洗い上がりも柔らかいので赤ちゃんの肌にも安心でした。
特に生後まもないうちは、できるだけシンプルな成分のものを選ぶと良いと思います。
柔軟剤については、必ずしも必要ではありません。
もし使う場合は、「赤ちゃん用」や「無香料タイプ」を選びましょう。
香りが強いものは、赤ちゃんが不快に感じることもあります。

また、初めて使う洗剤を変えたときは、肌に赤みや湿疹が出ないか注意して観察してあげてください。
赤ちゃんの成長に合わせて、少しずつ家族の洗濯物と一緒に洗う時期を増やしていくと、自然に手間も減らせます。
赤ちゃん用ハンガー

赤ちゃんの洋服はとても小さいので、赤ちゃん専用サイズのハンガーを用意しておくと、洗濯物を干したり収納するときにとても便利です。
赤ちゃん用ハンガーは、肩幅が狭く、衣類が伸びにくい形になっています。
また、プラスチック製や滑り止め付きのタイプを選ぶと、小さな肌着やツーウェイオールもずれ落ちにくく、扱いやすいです。

私はニトリで販売されている「子ども用ハンガーセット」を使っています。
サイズ感もちょうど良く、軽くて干しやすいので重宝しています。
見た目もシンプルでかわいいので、クローゼットに並べてもすっきりしますよ。

乾かすときに同じ種類・色のハンガーをそろえておくと、衣類の管理もしやすく見た目も整うのでおすすめです。
また、ハンガーラックを低めに設置すると、赤ちゃんが成長してから“自分でお洋服を選ぶ練習”にも使えます。
洋服

赤ちゃんの服は、季節・気温・成長のスピードによって必要な種類や枚数が変わります。
基本的には、
「短肌着(または長肌着)」「コンビ肌着」「ツーウェイオール(半袖・長袖)」
の3種類があれば十分です。
私が準備して実際に使ったのは、
短肌着6枚・コンビ肌着6枚・ツーウェイオール厚手3枚・薄手2枚。
1日2回の洗濯で、これくらいの枚数がちょうど良かったです。

初めてのときはどれを何枚買えばいいのか悩みますよね。
生まれる季節や部屋の温度に合わせて、少しずつ買い足していくのもおすすめです。
短肌着(長肌着)
おむつ替えがしやすく、赤ちゃんが動きやすいように作られた基本の肌着。
冬は上に重ね着すれば十分暖かく、通年で使いやすいです。
コンビ肌着
股下にスナップボタンがついているタイプで、はだけにくいのが特徴。
おむつ替えのときはボタンを外すだけでサッと対応できます。
ツーウェーオール(半袖・長袖)
新生児期はワンピース型、足を動かすようになったらズボン型にできる2WAYタイプ。
赤ちゃんの成長に合わせて形を変えられるので、長く使える便利アイテムです。

我が家ではツーウェイオールを季節ごとに使い分けていました。
春夏はガーゼ素材、秋冬は裏起毛タイプなど、時期に合わせて調整すると快適です。

肌着や洋服は、肌に直接触れるものなので綿100%やオーガニック素材を選ぶと安心。
洗濯後はしっかり乾かし、肌トラブルを防いであげてくださいね。
ガーゼ

赤ちゃんの体を拭くために使います。赤ちゃんの敏感な肌にやさしく、清潔に保つために必要です。私はミルクの吐き戻しや、ヨダレ拭きとして使用していました。
ガーゼは赤ちゃんとの生活に欠かせない、万能アイテムのひとつです。
ミルクの吐き戻しやよだれ拭き、沐浴時の体拭きなど、毎日のように使う機会があります。
特に新生児期は肌がとてもデリケートなので、柔らかく通気性の良い素材のガーゼを選んであげることが大切です。

私はガーゼを12枚ほど用意しました。
うちの子は吐き戻しが多かったので、少し多めに準備しておいて助かりました。
最初は10枚程度から始めて、必要に応じて買い足すくらいで十分だと思います。
ガーゼの使い道はいろいろあります。
お口まわりや体を拭くのはもちろん、寝るときに枕代わりに敷いておくと、吐き戻してもすぐに交換できて便利です。
洗濯を繰り返すうちに少しずつ硬くなっていくので、定期的に新しいものと入れ替えるのもおすすめです。
また、ガーゼの端がほつれてきたら、赤ちゃんの指に引っかからないように注意してください。

乾きやすく衛生的なので、毎日清潔なものを使えるのもガーゼの魅力。
小さくたたんで持ち歩けるので、外出時にも重宝します。
防水シーツ(おむつ替え用)

防水シーツは、赤ちゃんのおねんねスペースを清潔に保つための必須アイテムです。
おしっこやうんちの漏れ、ミルクの吐き戻しなどで布団やマットが汚れるのを防いでくれます。
特に新生児期は授乳やおむつ替えの頻度が高く、寝具の汚れ対策をしておくだけで、毎日の片付けがぐっと楽になります。

私は防水シーツを2枚用意しました。1枚が汚れたときにすぐ洗い替えができるので、とても便利でした。
また、洗濯物を減らしたい方にはペットシーツを代用する方法もおすすめです。
汚れたら捨てるだけなので、洗濯の手間がかかりません。
ただしコストは少し上がるため、「夜間やお出かけ時だけペットシーツを使う」など、使い分けると経済的です。
- 通気性がある素材
- 四隅がズレにくい仕様
- 洗濯機で丸洗いできるタイプ
この3つ。特に夏場は蒸れやすいので、通気性の良いものを選ぶと快適です。

ペットと暮らしている方は、ペットシーツを試しに使ってみても良いかもしれません。
手軽さを一度実感すると、使い分けが上手になりますよ。
おくるみ

おくるみは、赤ちゃんをやさしく包んで安心させるためのアイテムです。
生まれたばかりの赤ちゃんは環境の変化に敏感で、包まれているとお腹の中にいたときのような安心感を得られるといわれています。
お昼寝や授乳のあとに体温を保つのはもちろん、外出時のひざ掛けやベビーカーでの防寒にも使えるなど、汎用性の高い育児アイテムのひとつです。
- ガーゼ・モスリン素材:通気性がよく、夏の時期や室内用にぴったり。
- フリース・ニット素材:保温性が高く、冬の防寒用としておすすめです。

私たちは実際にはおくるみをあまり使いませんでしたが、
出産準備リストを見ていると、多くのご家庭で「最初に用意しておいて良かった」という声が多く見られました。
沐浴後や外出時にサッと包める使い勝手の良さが、人気の理由のようです。
購入する際は、季節や使用シーンを考えて素材を選ぶと失敗が少ないです。
特に夏場の冷房対策や冬場の防寒用など、体温調節アイテムとして備えておくと安心です。
湯上り用タオル

お風呂上がりに赤ちゃんの体を優しく包み、水分をしっかり吸い取るためのタオルです。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、刺激の少ない柔らかい素材を選ぶことが大切です。
タオルの形はバスタオルタイプと正方形タイプがありますが、個人的には正方形タイプのほうが赤ちゃんを包みやすく、使い勝手が良いと感じました。
頭から体全体まで一枚で包めるので、湯冷め防止にもなります。

私たちは「ケラッタ」のイブルガーゼバスタオル(3色セット)を使っていました。
ふんわりとした肌触りで、水分の吸収力も高く、毎日の沐浴後にとても重宝しました。
洗濯しても乾きやすく、ガーゼ素材なので通気性も良く、季節を問わず快適に使えました。
その他にも、赤ちゃん用の湯上りタオルとしてオーガニックコットン製や抗菌加工のものも人気があります。
特に肌トラブルが気になる場合は、天然素材や無添加仕上げのタオルを選ぶと安心です。
ベビーバス

ベビーバスは、新生児期から生後1〜2か月ごろまで使うことが多い赤ちゃん専用のお風呂です。
短期間の使用ではありますが、毎日使うものだからこそ、使いやすさやお手入れのしやすさを意識して選ぶことが大切です。
ベビーバスの種類と特徴
ベビーバスには大きく分けて2つのタイプがあります。
①空気でふくらませるタイプ(エアーバス)
・軽くてコンパクト、使わないときは小さく畳めて収納がラク
・柔らかい素材で赤ちゃんの肌にもやさしい
・ただし、使用後は水分をしっかり拭き取らないとカビやぬめりが発生しやすい点に注意
②発泡スチロールタイプ
・しっかりとした安定感があり、洗いやすい
・長期間清潔に使える
・その分、保管場所を取るのがデメリット

私たちは新生児期に「Lacco Hug+(ラッコハグプラス)」を使っていました。
柔らかいクッションタイプで赤ちゃんの体を支えやすく、安定して沐浴できたのが良かったです。
ただ、使っていくうちに気づいたのは日頃の管理の難しさ。
素材が浮き輪のような構造で、隙間があるため水分が乾きにくく、カビが生えやすい点が少し気になりました。
空気を抜けば収納はしやすいのですが、日常的に使う場合はお手入れや乾燥スペースを確保することが大切だと思います。
少し成長してからは、通常のバスマットに切り替えて使いました。お風呂場の広さや季節によって、無理なく使えるスタイルを選ぶのがおすすめです。

寒い時期はお風呂場の床が冷たく、赤ちゃんが冷えてしまうこともあります。そんなときにおすすめなのが「リッチェル ひんやりしないおふろマット」。
直接床に置いてもひんやりしにくく、体を支えやすい形状で使いやすい商品です。
収納時の場所はとりますが、お手入れは簡単という口コミが多い印象なので、こちらも候補の一つに入れてみてください。
ボディーソープ

赤ちゃんの肌は大人よりも薄くデリケート。
そのため、低刺激・弱酸性のボディーソープを選ぶのが基本です。
泡タイプなら泡立てる手間がなく、片手で赤ちゃんを洗う時にも使いやすいのでおすすめ。
香りが強すぎるものや添加物が多いものは避け、「赤ちゃん用」「新生児からOK」と明記されたものを選ぶと安心です。
また、pH弱酸性タイプは赤ちゃんの肌のバリア機能を守りやすく、乾燥や肌荒れ予防にもつながります。

私たちは「ALOBABY(アロベビー)」と「arau.baby(アラウベビー)」を使用しました。
アロベビーは香りが穏やかでリラックスでき、アラウベビーはコスパも良く普段使いにぴったり。
肌の状態に合わせて使い分けることで、安心してお風呂時間を楽しめました。
保湿剤

赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、とてもデリケート。乾燥が続くと赤みやかゆみなどの肌トラブルにつながるため、毎日の保湿ケアは必須です。
お風呂あがりや朝の着替え時など、1日2回程度を目安に優しく塗るとよいでしょう。
保湿剤には「ローション」「クリーム」などの種類があり、季節や部位によって使い分けるのがおすすめです。
たとえば、夏場はローションで軽めに、冬場や乾燥しやすい部分はクリームでしっかり保湿するなど、状況に合わせて調整しましょう。

私たちは「ピジョンの桃の葉ローション」と「アトピタ」を愛用していました。
顔にはアロベビーを、首や脇など蒸れやすい部位には桃の葉ローション、全身の保湿にはアトピタを使用していました。
爪切り(爪切りハサミ、電動爪やすりなど)

赤ちゃんの爪はとても小さく、伸びるスピードも早いため、週に1〜2回程度のチェックが必要です。
そのままにしておくと、顔や体をひっかいてしまうこともあるので、安全に短く整えるための専用グッズを準備しておくと安心です。
- ハサミタイプ:細かい調整がしやすく、新生児期におすすめ。
- 電動爪やすりタイプ:削る方式で、安全性が高く静音設計のものが多い。

私たちは「Combiの電動爪やすり」を使っていました。
肌に当たっても全く痛くなく、動作音も静かで安心して使えました。
大人用のアタッチメントも付属していたので、長く使える点もおすすめです。
体重計(ベビースケール)

赤ちゃんの成長を日々確認できる便利なアイテムです。
特に母乳やミルクの飲む量を把握したい時期にあると安心できます。
毎回の授乳後に測ることで、「どれくらい飲めているか」「体重が増えているか」を簡単に確認できるのがポイントです。
ただし使用する期間は比較的短く、長くても数ヶ月〜半年程度。
そのため、購入するかレンタルにするかを事前に検討しておくと良いでしょう。

私たちは完全母乳だったため、どのくらい飲めているか不安で「ベビースケールSB-20」を使用しました。
薄型で軽く、場所を取らないうえに、メジャーが印字されていて身長の目安も測れるのが便利でした。
短期間の使用でしたが、数値で確認できる安心感はとても大きかったです。
体温計

赤ちゃんは体温の変化が大きく、発熱の有無を早めに把握するために毎日の体温チェックが欠かせません。
新生児期から使える体温計には「非接触タイプ」と「接触タイプ」の2種類があります。
- 非接触タイプ:おでこや耳の近くにかざすだけで測定でき、スピーディーで衛生的。
- 接触タイプ :わきの下で測るため、より正確な数値が出やすい。
非接触タイプは便利な反面、測定距離が少しずれるだけで数値が変わることもあるため、慣れるまでは同じ位置・距離で測るよう意識しましょう。
発熱時などは、非接触タイプで確認したあとに接触タイプでもう一度測るなど、2種類を使い分けるのもおすすめです。

私たちも最初は非接触タイプのみを使っていましたが、数値の誤差が気になり、わき下で測るタイプを併用するようにしました。
慣れると赤ちゃんも嫌がらず、安心して測れるようになりました。
室温・湿度計

赤ちゃんが快適に過ごすためには、部屋の温度と湿度の管理がとても大切です。
赤ちゃんは体温調節がまだ上手ではないため、少しの気温差や乾燥でも体調を崩してしまうことがあります。
- 室温:最低でも18〜22℃前後(冬場)/25〜27℃前後(夏場)
- 湿度:50〜60%
が理想とされています。
最近では、温度・湿度・時刻などが一目でわかるデジタルタイプが主流。
コンパクトで見やすく、バックライト付きのモデルを選ぶと夜でも確認しやすいです。

私たちは「多機能デジタル温湿度計(Yahooショッピングで購入)」を使っています。
お値段は800円ほどとお手頃でしたが、バックライト付きで表示も見やすく、1階と2階に1台ずつ置いて温度差を確認していました。
冬は1階が2階よりも5℃近く低いこともあり、実際のデータで確認できたのがとても役立ちました。
抱っこひも

抱っこひもは、赤ちゃんとのお出かけや家の中での移動に欠かせないアイテムです。
長時間の抱っこは腕や腰に負担がかかるため、体への負担を軽減してくれる抱っこひもがあるととても助かります。
種類は大きく分けて、バックルタイプと布タイプ(スリング型)があります。
- バックルタイプ;安定感があり、両手が自由に使えるのが魅力。
- 布タイプ:軽くて持ち運びがしやすく、家の中でのちょっとした抱っこにも便利です。
購入時のポイントは「装着のしやすさ」と「体型に合うかどうか」。
店舗で実際に試着して、装着の手順やフィット感を確認するのがおすすめです。

私たちは「ベビービョルンのベビーキャリア ミニ AIRメッシュ」を使いました。
装着手順がシンプルで、新生児期でも首をしっかり支えてくれる安心感が決め手でした。
短期間(新生児〜12か月頃まで)専用タイプではありますが、装着が簡単で毎日の外出がぐっと楽になりました。

その他にも、首が座ってから使った抱っこヒモなど、「抱っこヒモ」に関しての詳しい説明をこちらの記事でしていますので、良ければご覧ください。

抱っこひも用のカバー
抱っこひも用カバーは、よだれやミルクの吐き戻しで抱っこひもが汚れるのを防ぐためのカバーです。
赤ちゃんは口まわりが常に湿りやすく、特に新生児〜生後6か月頃までは汚れやすい時期です。
カバーを取り付けておけば、抱っこひも本体を頻繁に洗う必要がなく、取り外して洗濯するだけで清潔を保てるのでとても便利です。

カバーを付けることで、洗濯回数が減り、抱っこひも自体の生地が長持ちする可能性があります。
お気に入りの抱っこひもを長くきれいに使いたい方は、早めの導入がおすすめです。
ベビーカー

ベビーカーは、お出かけの負担を大きく減らしてくれる育児の必需品です。
抱っこひもと併用することで、赤ちゃんも大人も快適に過ごすことができます。
ベビーカーには大きく分けて、A型ベビーカーとB型ベビーカーの2種類があります。
- 生後1か月頃から使用可能
- 背もたれをフラットに近い状態まで倒せるリクライニング機能付き
- 新生児期から長く使える分、機能が多くてやや重め
- 生後7か月頃から使用可能
- 軽量でコンパクト、価格も比較的リーズナブル
- リクライニング機能は少なめで、おすわりが安定してから使うタイプ

私たちは「Aprica(アップリカ)ラクーナ クッション フリープラス」を使っています。
多少お値段は高めですが、両対面式のハンドル変更、オート4輪での小回り、マグネット式のベルトで装着が簡単など、日常使いでの快適さがとても優れていました。
狭い道や人混みでもスッと動かせるので、外出が本当に楽になりました。

ベビーカーに関しては、別の記事で詳しく説明させていただいているので、良ければご覧ください。

- 新生児期から使うならA型、腰がすわってからならB型がおすすめ
- 店頭で動かしてみて操作感をチェック
- 軽さよりも“押しやすさと安定感”を重視すると後悔しにくい
バウンサー

バウンサーは、赤ちゃんが心地よく過ごせる「ゆりかごのようなイス」です。
生後1か月頃から使えるものが多く、赤ちゃんの動きに合わせて自然に揺れる構造が特徴です。
「寝かしつけや家事の合間に助かった!」という声も多く、機嫌が悪いときでも、優しい揺れで落ち着いてくれることがあります。

私たちは「ピジョンの Wuggy(ウギー)」を使いました。
リクライニングがワンタッチで調節でき、カバーが簡単に外せて洗える点がとても便利でした。
また、バックルベルトの安全設計で、赤ちゃんには外せず大人はワンタッチで外せる構造だったのも安心ポイントです。
使わないときは折りたためるので、収納スペースも取りませんでした。
ベッドメリー

ベッドメリーは、赤ちゃんの眠りや遊び時間を穏やかにサポートしてくれるおもちゃです。
ベビーベッドやプレイマットに取り付けて使うタイプが多く、やさしい音楽やカラフルな動きで、赤ちゃんの五感をやさしく刺激してくれます。
新生児期の赤ちゃんにとっては、色や音の刺激が脳の発達を促す効果もあると言われています。
また、ママ・パパの家事中などにも赤ちゃんが一人でご機嫌に過ごしてくれる時間ができ、ちょっとした休息にもつながります。
夜用の授乳用ライト(ナイトライト)

夜間の授乳やおむつ替えの際、部屋の照明をつけると赤ちゃんが完全に目を覚ましてしまうことがあります。
そんなときに役立つのが、ナイトライト(授乳ライト)です。
やわらかい光で手元だけを照らしてくれるので、赤ちゃんを起こさずに作業ができ、同室で寝ている家族の睡眠も妨げません。
また、夜中の授乳以外にも、寝かしつけの絵本タイムや体調確認など、赤ちゃんの成長にあわせて長く使えるアイテムです。

私たちは「Umimile ベッドサイドランプ」を使いました。
3色切替・調光機能・リモコン操作・充電式と多機能ながら操作がとても簡単で、赤ちゃんを抱っこしながらでも片手で使える点が本当に便利でした。
色々な種類が販売されていますのでチェックしてみてください。
まとめ

初めての出産準備は、何をどれだけ揃えればいいのか迷うもの。この記事では、出産前に準備しておくと安心なアイテムを31個紹介しました。
必要なものはご家庭の環境や赤ちゃんの性格によっても変わりますが、「買ってよかった」「これは不要だった」というリアルな声を参考に、自分たちに合うスタイルでそろえていくのがおすすめです。

すべて完璧に揃えようとしなくても大丈夫です。
少しずつ準備していく中で、「うちの子にはこれが合うかも」とわかっていくもの。
無理なく、安心できるペースで準備を進めてくださいね。

ママ自身の準備も考えていく必要がありますので、良ければ下記の記事も参考までにご覧ください。
ママの出産準備アイテムのタイミングは、もう少し早くても問題ないと思いますので、身体の状況を考慮して少しずつ進めていってください。

