住まいの選び方で家計が変わる!夫婦で実践する固定費見直し法
家計の中で、多くの方に共通して毎月必ず発生するもの。それが「固定費」です。
食費や娯楽費は見直す機会があっても、家賃や住宅ローンなどの住まいに関する固定費は、
「仕方ないもの」としてそのままにしてしまいがちではないでしょうか。
特に賃貸に住んでいると、ある日突然「家賃値上げのお知らせ」が届いて、「もう決まったことだから受け入れるしかないのかな…」と不安になる方も少なくないと思います。
でも実は、住まいの選び方や考え方を少し見直すだけで、家計にかかる負担を抑えられるケースは意外と多くあります。

例えば、
家賃交渉で月3,000円下がった場合、年間で36,000円。
反対に、家賃の値上げ通知をそのまま受け入れずに済めば、
同じだけの支出増を防ぐことができます。
それが数年続けば、外食や旅行に使える余裕につながっていきます。
「住まいの見直しって大変そう…」
「見直しても、そんなに変わらないんじゃない?」
私たちも最初はそう思っていました。ですが実際に固定費を見直してみて、
“このくらいの手間で、毎月こんなに違うんだ”と感じたのが正直なところです。
この記事では、
マイホームと賃貸それぞれの特徴を整理しながら、
住まいにかかる固定費をどう見直せばいいのかを、
私たち夫婦の実体験も交えて分かりやすくお伝えします。
これまで住まいの固定費を見直したことがない方や、家賃の値上げ通知にどう対応すればいいか悩んでいる方に、ぜひ一度読んでいただきたい内容です。

今回の住宅・賃貸以外にも、「固定費を見直ししたい」という方は、良ければこちらも参考にしてください。
住宅(マイホーム)と賃貸について

「住まい」は、人生の中でも特に大きなテーマであり、毎月の支出に直結する重要な固定費のひとつです。
マイホームにするか、賃貸にするかは、正解が一つに決まっているものではなく、家族構成や働き方、将来のライフプランによって考え方が大きく変わります。
大切なのは、
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分たちの生活に合った選択ができているかどうかだと思います。
ここでは、マイホームと賃貸それぞれの特徴を整理しながら、「固定費」という視点で、どんな点に注意すべきかをお伝えしていきます。
マイホームのメリット
自由度の高い住まいづくりができる
プランにもよりますが、間取りや設備、内装などを自分たちの好みに合わせて決められるため、ライフスタイルに合った住まいを実現しやすい点は大きな魅力です。
プライバシーの確保がしやすい
賃貸と比べて隣家との距離が取りやすく、音や生活リズムを気にせず過ごしやすい傾向があります。子育て世帯にとっては安心感につながるポイントでもあります。
資産として考えられる場合がある
立地や建物の性能、管理状態によっては、将来的に売却や賃貸に出す選択肢を持てる可能性があります。
ただし、新築で購入した場合は年数とともに資産価値が下がるケースが多いため、過度な期待は禁物です。
マイホームのデメリット
初期費用とローン負担が大きい
頭金や諸費用を含めると、購入時の負担は非常に大きくなります。
また住宅ローンは長期間にわたる固定費となるため、将来の収入変化も見据えた計画が必要です。
維持費・メンテナンス費がかかる
マイホームは「ローン返済だけ」で終わりではありません。
- 固定資産税
- 修繕費(外壁・屋根・設備交換など)
- 火災保険・地震保険
これらは長く住むほど確実に発生する支出です。よくある営業マンの「家賃と同じくらいの返済額」という言葉だけで判断すると、想定外の支出に悩まされます。

その他にも賃貸では、元々設置されている水回りのトイレ、キッチン、洗面所、他にも元々ある家電製品等(エアコンなど)は故障するとオーナーさんが交換してくれることが多いですが、この辺りも自身での対応が必要になり支出が発生します。
簡単には引っ越せない
転勤や家族構成の変化があっても、すぐに住み替えができない点はデメリットです。
ライフプランが流動的な場合は、慎重に検討する必要があります。
※補足:マイホームも「固定費が変わらない」わけではない
住宅ローンは毎月一定額に見えますが、
- 金利変動(変動金利の場合)
- 修繕タイミング
- 税金の負担
などにより、実質的な固定費は変動します。
「賃貸より安定している」と一概には言えず、長期視点での資金計画が重要です。
賃貸のメリット
引っ越しがしやすい
賃貸住宅は、賃貸契約を終了すれば簡単に引っ越しをすることができます。転勤が多い人、将来的なライフスタイルの変化が予測できない人には向いています。
条件に合った物件が見つけやすい(住むエリア)
マイホームに比べ、住む場所を探すのが簡単です。最近は賃貸住宅専用のアプリ等で簡単に希望の賃貸を検索することができます。マイホームのように完全カスタマイズとは行きませんが、気軽に確認し探す事ができます。
維持管理が楽
マイホームに比べ維持管理がとても楽です。
基本オーナーが維持管理の責任を持ってくれるので、備え付けの家具・家電の故障などがあれば管理会社などに連絡するだけで済むことがほとんどです。
一般的に賃料以外の費用がかかりづらい
マイホームに比べて多額の初期費用がかかりません。
家賃、敷金、礼金などの初期費用はありますが、家賃のみで敷金・礼金はあまり請求しない物件もあるところも増えてきていますので、負担が少なく済みます。
賃貸のデメリット
プライバシーや自由度が低い傾向にある
マイホームに比べると集合住宅では、生活音や近隣トラブルがストレスになることがあります。
また、リフォームや設備変更の自由度も限られます。
家賃の変動があるかもしれない
賃貸では更新時などに家賃の値上げ通知が届くことがあります。
ただし、家賃の値上げは「借主が同意した場合にのみ成立」するため、
必ずしも受け入れる必要はありません。
稀に突然の退去が発生する
頻繁にあることではありませんが、建て替えや売却など、家主の都合で退去を求められるケースもあります。
その場合、状況にもよりますが、
- 引っ越し費用の補填
- 1〜2年分程度の家賃相当額の立ち退き料
が交渉対象になるケースもあります。
地域や契約内容によって相場感が異なる場合もあるため、万一に備えて知識として押さえておくと安心です。
マイホーム・賃貸の支出を減らす方法

住宅ローンの支出を減らすための方法 住宅ローンの比較・借り換え方法
マイホームを購入する際、住宅ローンの金利が重要な要素となります。
住宅ローンの金利は大きく分けて「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。これらの金利は時期や経済状況により変動し、総支払額に大きな影響を与えるため、慎重に検討することが必要です。
金利の変動によって、将来の支払額が数百万円変わることも珍しくありません。
住宅ローンは多くの金融機関から提供されています。そのため、どのローンを選ぶか迷う方も多いと思います。

私たちが利用したのは、「モゲチェック」という住宅ローンの一括比較サイトです。
実際に利用してみても見やすく、簡単に比較できました。
私たち夫婦が利用した銀行について
私たちは住信SBIネット銀行を選びました。
先に簡単にお伝えしておくと、元々この銀行を使用していたことと、住宅ローンの金利が安い事に加え、保証が充実していたことです。
SBIネット銀行選んだ理由
私たちは住信SBIネット銀行の住宅ローンを選んだ理由は以下の通りです。
住宅ローンを選んだ理由
- 低金利: 私たちが契約した当初の金利は0.32%(変動金利)で、他の銀行と比較しても非常に低金利でした。
(※金利は2024年の時の情報となります) - 保証の充実: 団体信用生命保険(団信)の内容が充実しており、がんやその他の病気にも手厚く対応してくれる無料の付帯保証がありました。
- 利便性: もともと住信SBIネット銀行を利用していたため、新たに銀行を変更する必要がなく、手続きがスムーズでした。
私たちが住信SBIネット銀行を選んだ最大の理由は、その使い勝手の良さと手数料の安さです。
選んだ理由
- 使い勝手: ネット銀行なので、24時間いつでも携帯から手続きが可能です。大手銀行や地銀では、手続きのために店舗に行かなければならないこともありますが、ネット銀行ではその手間がありません。
- 手数料: 住信SBIネット銀行では、一定回数までの他行振込やお金の出し入れが無料です。私自身は月10回まで無料なので、今まで手数料が発生したことがありません。

これらの点から、私たちは住信SBIネット銀行を選び、満足しています。
住宅ローンを選ぶ際は、自分の生活スタイルやニーズに合った銀行を選び、慎重に比較検討してください。
賃貸住宅の選び方 賢く節約する方法
賃貸住宅を選ぶエリア
賃貸住宅を選ぶ際に、エリアは重要なポイントです。都心などの人気エリアは賃料が高くなる傾向があります。逆に、地方や利便性が低いエリアは賃料が安くなります。

ここで考えていただきたいのは、「自分の仕事や家族の生活スタイルにどのような影響があるか」という点です。
例えば、社会人で一人暮らしの方であれば、職場までの距離が選択の理由になります。
職場に近い場所に住むと、移動時間が短くなり、時間を有効に使えますが、賃料が高くなる可能性もあります。
一方、賃料を抑えようとして職場から1時間も離れた場所に住むと、往復で2時間かかり、時間が無駄になることもあります。
テレワークが主体の方であれば、選択の自由度が高く、賃料が安いエリアを探しやすいでしょう。

人それぞれの状況や考え方に応じて最適な選択をするために、これらのポイントを参考にしてください。
賃貸物件について知っておいた方がいいこと
賃貸物件を選ぶ際には、仲介手数料やオプション項目など、不要な費用を請求されることがあります。

多くの人が知らないことを利用し、これらの費用を普通であるかのように説明されることがありますが、実際には払わなくていい項目も多く存在します。
以下に、注意すべき項目を挙げてみました。
賃貸物件で注意すべきポイント
法律では、仲介手数料は賃借人から最大0.5ヶ月分までとされています。
ただし、入居者の同意があれば、1ヶ月分を請求されることがよくあります。事前に確認しておきましょう。
不動産会社から提示される火災保険に加入するように言われることが多いですが、実際には自分で探して契約することも可能です。
提示された保険は割高な場合があるので、他の選択肢も確認してみることをお勧めします。
ちなみに、火災保険は壁紙の汚れや破損を修理するために使うこともできるため、退去前に活用すると退去費用を抑えることができる場合があります。
賃借人が支払う必要のない項目が含まれていることがあります。契約前にしっかり確認してください。
ネットに掲載されている賃料は業者によって異なることがあります。複数のネットサイトを比較することが大切です。

私も以前、同じ部屋で異なる業者の見積もりを比較したところ、初期費用に15万円の差がありました。
また、賃料も交渉で割引してもらえる場合があるので、ぜひ交渉してみてください。
これらのポイントを押さえて、賃貸物件を選ぶ際のトラブルを回避し、無駄な出費を抑えることができます。ぜひ参考にして、賢く賃貸生活をスタートさせてください。
住宅と賃貸について補足情報
法律の改正などの影響で、マイホームの建て方や考え方は2022年頃から少しずつ変わってきています。
以前は資産価値が減少しやすい建築方式が多かったのですが、最近では一部の建築メーカーの建物が資産価値を持つものとして評価されるようになってきました。
住宅関連の情報は非常に深い内容が多いため、別の記事で詳しくお伝えしています。

「住まい」について興味がある方は、是非下記の記事をご覧ください。

これから住む場所を検討している方には特におすすめの内容となっていますので、ぜひご確認ください。
まとめ
今回は
「住まいの選び方で家計が変わる!夫婦で実践する固定費見直し法」
というテーマで、マイホームと賃貸それぞれの特徴や、住まいにかかる固定費を見直すポイントについてお伝えしてきました。
住まいにかかる費用は、
家賃や住宅ローンのように毎月必ず支払い続ける固定費です。
そのため、少しの見直しや判断の違いが、数年単位では大きな金額差になります。
大切なのは、
「マイホームか賃貸か、どちらが正解か」を決めつけることではなく、
今の自分たちの生活スタイルや将来設計に合っているか を考えることだと思います。
- 住宅ローンは、金利や銀行選びで負担を軽くできる可能性がある
- 賃貸でも、エリア選びや初期費用の確認、交渉次第で支出を抑えられる
- 賃貸物件で家賃の値上げ通知が来た場合も、必ずしも受け入れる必要はない
こうしたポイントを知っているだけでも、
「なんとなく払っている固定費」から一歩抜け出すことができます。
住まいの見直しは、少し手間がかかるように感じるかもしれません。
ですが、一度整理してしまえば、その効果は長く続きます。
今回の記事が、
これからの住まい選びや固定費の見直しを考えるきっかけになれば嬉しいです。
無理のない形で、少しずつ家計に余裕を作っていきましょう。




